オーストラリアの教員免許申請~6か月間の戦い~

  • 2021年1月23日
  • 2021年2月12日
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海外の翻訳書類準備は・・・本当に大変!

こんにちは、翻訳担当の増井です。

私のプロフィールにも記載がありますが、今年一月にオーストラリア・クィーンズランド州の小学校・中学校課程の教員免許を登録しました。現地で実際に教えていない状態なので5年以内に現地入りし学校で職員として働くと登録がアクティブの状態となります。コロナ渦で現在オーストラリアの国境はしばらく開きそうにもありません。有効期限が切れるまえにオーストラリア入りし免許持続をしたいなと思います。

さて、この教員免許の申請が鬼のように大変だった話をしようかと思います。私が一体何度頭に血が上りキレそうになったことか・・・

教員免許の登録に必要な書類は、戸籍謄本・犯罪経歴証明書・オーストラリアの大学で教育学部4年制を卒業している証明書・成績証明書・学位記・パスポート・結婚して姓が変更している人は結婚証明書・その他学位がある場合はそれを証明する書類、と様々な書類を用意します。私は日本人で現在日本に住んでいますので日本語の書類は英訳しなければいけません。私は翻訳サービスに頼まずとも自分で翻訳ができるのですが、オーストラリアの公的機関の翻訳に対する考え方が非常に厳しく、必ず翻訳サービス会社に注文し、会社印・サイン・翻訳証明書を添付しなければ認められないのです。

そしてそれだけではありません。その翻訳した英文書を今度は、国家機関や法的機関で職務をする人に「増井さんのこの書類は噓偽りがなく、間違いありません」と英語で直筆してもらい、サイン、印鑑を押してもらいます、こうしてようやく1枚の書類に効力が発揮されるのです。

国家機関や法的機関で働く人って誰?私も何を言ってるのかわかりませんでしたが、日本なら裁判官・弁護士・司法書士・行政書士・学校の校長先生なども可、国の下で働く方たちです。ここも注意が必要です、法的機関で働く人のリストがあるので注意深く誰のサインが必要で、何を記入し証明すればいいのか、慎重に書類に目を通さなくてはいけません。

書類を用意し、いよいよコピーを郵送しようと郵便局へ行きました・・・すると、「現在コロナの為飛行機がオーストラリアまで飛んでいませんので、郵便をうけたまわることができません」と言われてしまいました。どーすればいいの!!気の毒に思った郵便局員さんが、

「FedExかUPSならオーストラリアも飛んでますよ、まぁ料金はすごく高いですけどね」と。

私はすでに教員免許登録審査料として$280AUドル(約2万5千円)を支払っていたのでいまさらやめるわけにもいきませんでした。

さっそくFedExのホームページから登録して集荷を依頼・・・ごちゃごちゃと書類の添付を求められ何度もやり直し、ここでも大変でした。

私は1~2週間で届くのだろうと安心していました、なにせ「最優先 速達 (Priority mail)」を選択し料金も一番高いものにしたからです。

3週間たっても音沙汰ありません・・・だんだん不安になってきました。追跡してもオーストラリアのブリスベン港で止まっている様子です。どうしてそこから動かないんだろう。。クィーンズランド教育委員会はブリスベンの中心部にあるので、パッと配達すればそれで終わりのはず。何日経っても私の書類は動きませんでした。ある日、FedExから「郵便配達は完了しました!」とお知らせメールがきたので、安心しました。

しかし・・・そこからまた1週間が過ぎても教育委員会から「増井さんの書類は無事に届きました」という確認メールが来ないのです。

おかしいな、おかしいな、、また不安がつのり、担当者にメールで問い合わせをしましたら・・・「増井さんの書類はまだ事務所に届いてないですよ、早く郵送しないと審査期限が過ぎてしまいますよ」と返事がきて、FedExにキレながらも、冷静さをたもち、事情を説明すると、担当者がいい人でよかったです、すぐに現地FedExに電話連絡をしてくれたのです。

FedExは私の書類を土日に配達したらしく、教育委員会の事務所のドアがしまっていた。まぁいいかと思って、「配達したことにした」と言ったそうです。わかりますか?「誰もいないみたいだから配達したことにした」と言ったんですよ!!!

さすがに担当者がその言葉にキレて、ガツンと物申してくれました。どんなビジネスがそんな言い訳成り立つよ?!?!

ようやく私の書類は教育委員会のもとへ届きました、FedExの送料なんと1万円!ちなみにブリスベン港で2週間書類の郵送が止まっていたのは、検疫をとおるためすべての書類は14日間保留されるそうです。(オーストラリアのコロナ渦でのルール)

これでもう安心・・と思ったのもつかの間でした。

いよいよ私の書類審査が始まりました、、、

私が市役所でもらった戸籍謄本が、「それは認められません、市役所や政府機関で正式な戸籍謄本をもらい再提出してください。」とメールが。

ええ?市役所でもらったもので、翻訳つけてるし行政書士のサインと印鑑もあるので絶対的な証明してますけど!!

私の予測ですが、担当の人たちは「Marriage certificate / Family certificate」などの英語が見たかったのでしょう、残念ですが日本の戸籍謄本はそのような文言がひとつもないのです、英訳された書類にも「Family register of Ms Masui」と書かれているだけで、ただ氏名・住所等がつらつら書いてあるだけです。なので担当者としてはこればイカさまだ!となったのでしょう。もっと素敵な証明書を期待していたのでしょう。。。

This is the ONLY official certificate I can get from the city office in Japan!! so PLEASE!!!

(日本ではこれが唯一オフィシャルな証明です、お願いだからわかって!!)

懇願したメールのやり取りが続きました。担当者は困り果てて、上司に相談した結果、「今回だけこの戸籍謄本で認めるわ」と返事がきました。

私は日本人代表として奮い立ち、現地オーストラリア大使館へ電話をし、日本の戸籍謄本はオーストラリアでは証明にならないと言われたけどどう思うか?と聞いたら、あわててビックリした様子、もちろん日本人であれば、婚姻証明書・戸籍謄本、これらの市役所で発行された書類が証明書となります、と回答を頂きました。

教育委員会にこのメールの返事として、「オーストラリア大使館も日本の戸籍謄本は証明が唯一の証明書だと言っていますよ、これからも日本人が教員免許申請のために書類を提出することがあるでしょう、日本の戸籍謄本とは私が提出したもので、またそれを見ることになりますよ、どうか理解し今後このような事態にならないようにご理解ください。」とメールをしました。

こうして無事に1月免許登録が完了し、無事にクィーンズランド州の教員資格を取得しました!

海外への書類はちゃんと整えて準備していたとしても、実際にそれを担当する現地の人次第で状況も変わってきます。

私は幸いにも英語が強みなので、こんなことには屈せず対抗し跳ね返してやりました。

もし、みなさんもこのような手続きで不安、どうしたらいいかわからない等、ご相談ください。

書類翻訳だけではく、申請が無事終わるまでの手続きサービスも行っていますのでお気軽にご相談くださいね。

Email: info@kanatranslate.com

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